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森田 洋右; 八木 敏明; 池原 潤一郎*
電気学会誘電・絶縁材料研究会資料; DEI-99-12, p.23 - 26, 1999/02
原子炉用電線ケーブル絶縁材の放射線と熱劣化を光音響法で調べた。波長を選択すれば、光音響法で高分子材料の劣化を検出することができた。これを電線ケーブルの劣化診断に応用した。
芦田 敬
PNC TN8600 94-003, 150 Pages, 1994/08
本報告書は、原子力関係在外研究員として1993年4月4日から1994年4月3日まで1年間ミュンヘン工科大学放射化学研究所において実施した「アクチニドの化学種及びコロイドに関する研究」についてまとめたものである。研究所では、主にプルトニウムを用いた試験を実施し、溶解度試験、フミン酸との相互作用に関する試験、レーザを用いたコロイド分析、レーザ光音響法(LPAS)による化学種分析等について研究を行った。その結果、今後動燃において取得すべきプルトニウムの熱力学データ及びフミン酸錯体生成定数の一部を取得することができた。また、レーザを用いた分析法により、コロイドの定性分析及び溶液中の微量元素の化学種を精度良く測定する技術を習得することができた。本研究所における海外留学により、動燃で実施している高レベル放射性廃棄物処分研究に反映すべき多くの知見及び技術を取得することができた。
G.Meinrath*; 木村 貴海
Inorg. Chim. Acta, 204, p.79 - 85, 1993/00
被引用回数:38 パーセンタイル:84.93(Chemistry, Inorganic & Nuclear)100%、0.98%、及び0.03%のCO分圧下における、0.1M過塩素ナトリウム水溶液(pH2.8~4.6,242C)中でのU(VI)の固・液平衡を検討した。熱分析、FTIR-及びUV/Vis-光音響法、X線回折法により、UOCO及びUO・2HOの生成を確認した。それぞれの溶解度積;logK(UOCO)=-13.890.11、logK(UO・2HO)=-22.280.19、及び生成自由エネルギー;G°(UOCO)=-1559.92.7KJ/mol,G°(UO・2HO)=-16313.2KJ/molを得た。